その3 こち亀に刻まれたADKの足跡




                                           
2016年に単行本200巻を記録し、連載が終了した週刊少年ジャンプの長寿マンガ作品

秋本 治 先生の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」


様々なカルチャーに精通した主人公である両さんが毎回騒動を起こす有名な作品ですが
この作品をまとめて読み返したところ、何とADKについての足跡を見れるシーンを発見しましたので
ここに纏めました。 さて、どんなシーンでしょうか。







「こちら葛飾区亀有公園前派出所」 第99巻
(1996年 8月発行)









該当のエピソードは「格闘ゲーマー警官登場!!の巻」です。









登場する左近寺は格闘ゲームが大好きな警官です。
話的には、そんな彼が両津の持って来た恋愛SLGをプレイしてハマってしまうという
お話なのですが、このページの4コマ目に注目です。

*予断ですが1コマ目の手前にはネオジオCDのトップローディングタイプが置いてあります。










両津のゲームコレクションのバッグ中の説明には…
「ストリートファイターZERO」「バーチャファイター」の次に「ワーヒー(ワールドヒーローズ)」が列挙されています
「キンター95」と言うのは恐らく「キング・オブ・ファイターズ’95」の略と思われます。

つまり1995年当時に「ワールドヒーローズ」を格闘ゲームの代表格として説明をしている訳です。
しかも3タイトル目です。


ちょっとした作中のネームですが「こち亀」のような超メジャーマンガ作品の片隅に「ワーヒー」
の名前を見つけた時はなんだかちょっと嬉しく感激してしまいました。




ADKは、もう存在していませんがこんな所にも足跡を刻み付けていたんですね。