その10 「ワーヒー2」ネオジオCD版の隠しメッセージ




                            
               
ネオジオCD版ソフトに隠しメッセージが存在する作品があるのをご存知でしょうか?


他のネオジオCD版ソフトには特にありませんが、何故か「ワールドヒーローズ2」にのみ
スタッフが隠したメッセージが存在しています。

メッセージの見方は簡単。「ワールドヒーローズ2」のネオジオCDソフトをパソコン等の
.txtファイルが開ける環境の機器に入れて、フォルダの「ADK」を開けて.txtファイルを開くだけです。











下記がその.txtファイルのテキスト内容となります。







プログラマー2人のくだらない雑談

プログラマーV:「ども●●●です。」
プログラマーE:「●●●●●●でーす。」
プログラマーV:「にしても・・・・」
プログラマーE:「何が?」
プログラマーV:「このてのドキュメントはみんなそうだけどまだ終わってないんだよね。」
プログラマーE:「もう終わりそうじゃん。」
プログラマーV:「まあね・・・・・・」
プログラマーE:「そういえばCD版はDIOが使えるようにしたんだね。」
プログラマーV:「そうね、もともと使えるようになっていたし。」
プログラマーV:「さすがに負け顔は入ってなかったから、新たに描いてもらったけど。」
プログラマーE:「エンディングは?」
プログラマーV:「エンディングはいままでのキャラで適当に作った。」
プログラマーE:「ふーん。」
プログラマーV:「まあいいじゃん無いよりましでしょ。」
プログラマーE:「時間もなかったしね。」
プログラマーV:「そうね、でもやろうと思えばあったよ。」
プログラマーE:「そなの?」
プログラマーV:「うん、でも元がある物をいじるから迂闊にいじれないところがあってね。」
プログラマーE:「そっか。」
プログラマーV:「だから、DIOを使えるにようにしたぐらいしかできなかった。」
プログラマーE:「ギガスは?」
プログラマーV:「ギガスはちょっと・・・・・・」
プログラマーE:「まあ大体わかるから深くは追求しないけど。」
プログラマーV:「まあそうゆうことね。」
プログラマーE:「あとロードキャラが変わるね。」
プログラマーV:「ああ、あれね。」
プログラマーE:「あれはちょっといいね。」
プログラマーV:「そうね、まだ誰もやってないからね。」
プログラマーE:「早いもん勝ちってね。」
プログラマーV:「そう難しいもんじゃないしね。」
プログラマーE:「移植で苦労した点とかは?」
プログラマーV:「そうね、そんなに苦労したってとこは無いけど。」
プログラマーE:「そっか、それほどでもないのか。」
プログラマーV:「ちょっと音声のところが、ちゃんと出なくて・・・」
プログラマーV:「それぐらいかな。」
プログラマーE:「音声ねJETのときは何の苦労もなかったけどね。」
プログラマーV:「そうなんだよ、なんであれはだめだったかようわからん。」
プログラマーE:「まあこうしてちゃんとなってんだからいいじゃん。」
プログラマーV:「まあね。」
プログラマーE:「ところで。」
プログラマーV:「ん?」
プログラマーE:「その●●●って何?」
プログラマーV:「ん?何って?」
プログラマーE:「何で●●●なの?」
プログラマーV:「何でって言われてもね、ニフティサーブでのハンドルだけど。」
プログラマーE:「ああそうなんだ、たしかよく行くのはFGAMEだっけ?」
プログラマーV:「そう、と言ってもFGAMEのゲームはトランプとかモノポリーとだけど。」
プログラマーE:「ボードゲーム系なのね。」
プログラマーV:「そうね、だから仕事とあんまり関係ないの。」
プログラマーE:「でも結構アクティブらしいじゃん。」
プログラマーV:「う・・・・・見てるの?」
プログラマーE:「いやあんまり見てないけど。」
プログラマーV:「ふむふむ。」
プログラマーE:「うん、FGAMEのRTに2日に1回はいるとか。」
プログラマーE:「12番会議室で何かくじの胴元をやってるとか」
プログラマーV:「わ!知ってるんじゃないの。」
プログラマーE:「ふふふ」
プログラマーV:「むうぅ」
プログラマーE:「まだまだあるらしいね。」
プログラマーV:「うむむ」
プログラマーE:「そういえば、●●●●●●●●●のHPを開いてるとか。」
プログラマーV:「まあね、まだ開いたばっかりだけど。」
プログラマーE:「●●●●●●●●●が好きなんだ。」
プログラマーV:「そりゃもう、最低でも月に2、3回はやってるかな。」
プログラマーE:「ファミコン版のころから?」
プログラマーV:「そう」
プログラマーE:「そうするとかれこれ4年か・・・へぇ〜。」
プログラマーV:「●●●●HPはID-●●●● PASS-●●●●●だから来てね。」
プログラマーE:「わかったけど、その●●●●●って何?」
プログラマーV:「●●●●●ってのは●●●●●●●●●1の2面にある店の●●●●●●●●●●からきてるの。」
プログラマーE:「そんなの知らね〜〜。」
プログラマーV:「まあいいじゃん、趣味の世界だから。」
プログラマーE:「・・・・・・・」
プログラマーV:「・・・・・・・」
プログラマーE:「・・・・・・・」
プログラマーV:「黙っててもしょうがないじゃん。」
プログラマーV:「まあこれはこれってことで。」
プログラマーE:「まあいっか。」
プログラマーV:「というわけでここらで・・・」
プログラマーE:「そうね・・・それじゃ!」








と、いうネオジオCD版「ワールドヒーローズ2」の開発秘話や世間話メッセージが内部データに存在しています。

●は部分、当時のニフティサーブに関係する本人を特定出来る可能性がある箇所なので念のため伏字にさせて頂きました。



それと一緒に、このような描き下ろしのカッコイイ「DIO」の画像データも存在していたりします。






当時の開発者の方々のお話では、どうやらネオジオCD版「ワールドヒーローズ2」では
当初「DIO」のプレイヤブル実装はプログラマーの方々で内密に行っていたようなのですが
途中で広報のスタッフにそれがバレてしまい、販売の売り文句の一つとして使われてしまったそうです。







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