マイキャラテレカ絶対もらえるキャンペーン




ハドソンがPCエンジンCD-ROM2にて行った「マイキャラテレカ絶対もらえるキャンペーン」を
絶対全部貰ってやろうと思ったら普通に21年もかかりました。

最初に手に入れた「ジャンヌ」から最後に手に入れた「シュラ」まで、まさかここまで時間がかかるとは…

さて、何故こんなに時間がかかったのかキャンペーンの詳細を見てみましょう
。 



上は当時のキャンペーンに使用された店頭用ポスターです。
「餓狼伝説スペシャル」と「ワールドヒーローズ2」のテレカがもれなく貰えました。





マイキャラテレカ絶対もらえるキャンペーンとは?


かつて、株式会社ハドソンがPCエンジンCD-ROM2にて行ったキャンペーンの一つなのですが。
このキャンペーンがかなりのクセモノなのです。






簡単に説明しますと、当時PCエンジンCD-ROM2にて発売していたアーケードカード対応ソフトを
2本購入し説明書に付いている応募券を2枚と返信用の切手80円を一緒に付属のアンケートハガキに貼って応募すると
好きなキャラクター(全29枚)の内で選択したテレカが貰えてしまうという夢のキャンペーンなのです。








自分の好きなマイキャラのテレカが切手代だけで貰える素敵なキャンペーンなので自分は歓喜し応募する事となったのですが、

ここで私的には一つの問題が生じました…。



 「全てのワーヒーのテレカが欲しいッ!  気分的には全部マイキャラだからだッ!」



しかし、それは学生の財力的にも無理です。
それに対象商品は「餓狼伝説2」「ワールドヒーローズ2」「龍虎の拳」「餓狼伝説スペシャル」の4本だけ、さらには応募締め切りは1994年8月31日必着です。

     *「ワールドヒーローズ2」は、1994年6月4日の発売なので知った段階でどうしようもありません。 

つまり、普通まともに買っていたとしても一般ユーザーは4本分でテレカを2枚手に入れるのが関の山です。


諦めた私は結果的に「餓狼伝説スペシャル」が出る前に、二束三文で投げ売られていた「餓狼伝説2」を追加購入し
「ジャンヌ」テレカを貰う事になったのですが、どうもこうも執着心が強く気になったらどうしようもなくなってしまう性格ゆえ、
その後にジャンヌテレカを見る度に残念な気持ちでいっぱいになっていました。








ネット時代でも収集に暗雲

それから数年後、世の中はネット時代(?)になりましてヤフーオークションにて捜していた物が簡単に入手できる時代となりました。
しかし…それは現存している物を手にする市場に過ぎないのです。



    



このキャンペーンのワーヒーテレカは!

「ジャンヌとリョウコとマッドマンしか応募されてないのかッ!」



確かにヤフオクは素晴らしい当時ずっと捜していた「ショックトルーパーズセカンドスカッド」も「ビューポイント」も簡単に安価で取引が出来ました。
しかしそれは現存しているからなのです。
ただですら「餓狼伝説スペシャル」のテレカを応募する人口の方が多いと考えられるのに誰が好き好んで、あえて…


「マッスルパワーやエリックやJ・カーンを希望する?」
(ファンの方々ごめんなさい)


答え、「する可能性が極めて少ない」=よってコンプリートは、まず不可能。


今度こそ、諦めるしかない… 

ハンゾウ・フウマ・キッド・ブロッケンを手に入れても、到底マイナーな人気薄キャラは出てこない
というかこの世に現存しているかすら危うい。ハドソン社員か何かじゃないと持っていないのではとも感じました。


しかし、コレクターとして諦める訳には行きません、何としても全員そろえて並べてあげたいのです。
そんな意気込みを誰かが見ていてくれたのでしょうか一年か二年に一枚ずつ少しずつ着々とテレカは集まっていったのです。

そして、最後の「シュラ」を手に入れた際は「どこの誰が欲しくてシュラを応募したんだよ」とついつい口から出てしまいました。
(ファンの方ごめんなさい)


前置きが長くなりましたがやっと揃った14英雄をどうぞ











なぜかジャンヌのみ雑誌などで使用されたセル調イラストが使用されています。

ドラゴンに使われている国旗が中華人民共和国なところをみると日本のみでのキャンペーンに使われた物と思われます。(海外では韓国扱い)
また無国籍扱いのキッドのバックにあるドクロが何故かゲーム内のデザインとは全く違う別の物が使用されています。

上の白い用紙は同封時に付属していた紙スリーブです。