　ここでは他社メーカーでの移植作のADK作品をリストアップしています。
「スーパーファミコン」「PCエンジンCD-ROM2」「ゲームボーイ」「ドリームキャスト」
「PS2」「PSP」「海外製移植作品」の順に紹介しています。

１９９４年発売ワールドヒーローズシリーズ第２作目のPCエンジンCD-ROM2移植作品です。
発売元はハドソンでアーケードカード対応のソフトとなっています。

PCエンジンCD-ROM2のスペックを生かしゲーム的な移植度はSFC版よりも遥かに高い
ものとなっておりますが、ゲームのロード読み込み時間が恐ろしいほど長くプレイには
かなりのストレスを感じます。

発売当時にはテレカがもらえるキャンペーンも行われていました。

１９９４年発売ワールドヒーローズシリーズ第２作目のスーパーファミコン移植作品です。
発売元はネオジオの「ステークス・ウィナー」等でおなじみのザウルスでスーパーファミコン
にあわせた優秀な移植がされています。

移植の大きな変更点としてボーナスステージの排除、一部の勝利ポーズの変更、キャラ
クターのカラー数が６種類に増え、オプションでボタン配置をスーパーファミコンの５ボタン
配置にする事ができます。

また、ボスキャラの「ネオ・ギガス」「DIO」が使用可能です。「ネオ・ギガス」はオリジナル技
も実装されています。

２００８年に日本国内で発売されたPS2版「ADK魂」をPS4にて移植した北米で発売された移植版です。
内容はPS2版と同じ「ニンジャコンバット」「ニンジャコマンドー」「痛快GANGAN行進曲」「ニンジャマスターズ」「ティンクルスタースプライツ」５タイトルを収録したものとなっています。

限定１０００本で「Classic Edition」が販売され(国内ではSNKオンラ
インから２０２０年１０月２日公式発売)ました。

SNK監修公式のNEOGEOショックボックス風ケース、
NEO GEO AESカートリッジ型の「ADK Damashii」ロムカセットミニ
フィギュア、特製アートカード5枚が付属していました。　

２０１１年発売SNKプレイモア(現:SNK)より発売されたネオジオ以前の作品をまとめた移植作
品です。２０作品中ADKの収録作品は１タイトル「スーパーチャンピオンベースボール」が収録
されています。

数少ないネオジオ以前のタイトルとしての移植ですので貴重な一本なのですが、残念ながら
収録は海外版使用となっています。

サウンドテストとギャラリーモードも実装されています。

２００７年発売SNKプレイモア(現:SNK)より発売された「NEOGEO オンラインコレクション」
第９弾。ワールドヒーローズシリーズ４作品が収録されたPS2移植作品です。

アーケード版４作品を忠実に移植しており、コマンドリストをプレイ中に観覧することが
出来、プラクティスモード、カラーエディットモードやアレンジ版BGMが収録されています。
当時はKDDIのマルチマッチングBB(現在はサービス終了)でオンライン対戦が出来ました。

ジャケットイラストは元ADK社員の「さいとうつかさ」さんが描き下ろしています。

１９９３年発売ワールドヒーローズシリーズ第１作目のスーパーファミコン移植作品です。
発売元はサンソフト（サン電子）でスーパーファミコンスペックでありながら、比較的に
頑張って移植がされています。

移植の大きな変更点として　オープニングデモの排除、壷壊しのボーナスステージの排除、
同キャラ対戦の可能と一部の必殺技音声が変更されています。
また、オプションでボタン配置をスーパーファミコンの５ボタン配置にする事ができます。

パッケージや説明書のイラストはアニメーターの「恩田尚之」さんが担当していました。

２００９年発売SNKプレイモア(現:SNK)より発売されたネオジオ作品をまとめた移植作品です。
１６タイトル中ADK作品の収録作は２タイトル「マジシャンロード」「ワールドヒーローズ」。

PSPの使用しているUMDの仕様で各ゲームのタイトル画面まで移行するのに若干の時間が掛
かる事と一部のBGMとSEの遅延がありますが、両タイトルともアーケード版をほぼ忠実に移植
してします(マジシャンロードは前期版を収録)　サウンドテストとギャラリーモードも実装され
ています。

*海外版は「ワールドヒーローズ」のみ隠し要素で収録されています。

２００８年発売SNKプレイモア(現:SNK)より発売されたADK作品をまとめた移植作品です。
収録作品は「ニンジャコンバット」「ニンジャコマンドー」「痛快GANGAN行進曲」「ニンジャマス
ターズ」「ティンクルスタースプライツ」の豪華５タイトルを収録。

アーケード版をほぼ忠実に移植しており(ニンジャコマンドーのコイン入手SEを除く)PS2環境
でADK作品群が遊べる貴重なタイトルです。「痛快GANGAN行進曲」「ニンジャマスターズ」
に関してはVSモードやプラクティスモードが実装され、コマンドリストもプレイ中に観覧すること
が出来ます。

２０００年発売ティンクルスタースプライツのドリームキャスト移植作品です。
発売元はSNKで移植は、げーむのるつぼさんによって行われました。

ゲームは、ほぼアーケード版完全移植の完璧といって良い出来でファンには満足のいく
内容に仕上がっています。　オプションモードにてゲームスピードで処理落ち速度を変更
したり、プレイ記録モードで自分のプレイを記録する事が可能になっています。

ジャケットイラストやメインビジュアルは藤ノ宮深森さんが描き下ろしていますが
ADK自体は移植に関わっておらず監修のみ行ったとの事です。

１９９４年に発売ジェネシス(海外版メガドライブ)で発売のワールドヒーローズシリーズ
第１作目の日本未発売移植作品です。

発売元はSEGAで、音回りは微妙な感じですが発色数の少ない当時のメガドライブの
スペックで頑張って移植がされています。

移植の変更点として　壷壊しのボーナスステージや各キャラのエンディングの排除
SFC版では可能だった同キャラ対戦は不可能な仕様です。
また、オプションでボタン配置を変更する事ができます。

１９９５年発売ワールドヒーローズシリーズ第３作目のゲームボーイ移植作品です。
発売元はタカラで「熱闘」シリーズの第３弾として発売されました。

ゲーム内容は、ディフォルメキャラが戦うため、オリジナル移植とはかけ離れた物ですが
原作の登場キャラは全員操作可能とされており、隠し要素としてゼウスも使用可能です。
また、ゲームボーイ版独自の超必殺技も存在しています。